Our City, Our Works

建築本部|JOMOスクエア

建築本部

街を創り、
人を育む

前橋市古市町一丁目地区
優良建築物等整備事業

Introduction

地域社会の繁栄を強く願い支えていく使命

佐田建設の建築工事部門は、創業以来培ってきた確かな技術力と柔軟な対応力を武器に、時代ごとのニーズに応える多種多様な建築物を世に送り出してきた。その使命は、単に建物を建てることにとどまらず、地域経済の活性化に寄与することにある。「JOMOスクエア」の建設は新前橋駅前再開発事業の核として、“豊かな地域社会の実現”という、当社の理念にも直結するプロジェクトであった。新たな賑わいの拠点創出に情熱と技術で応えた社員たちの姿を紹介する。

Panel Member

マンション棟を担当

技師

門倉 拓也

2015年入社

技手

神 未空

2023年入社

オフィス棟を担当

技手

錦織 克

2021年入社

Chapter01

地元新聞社が地域活性化を願い始動した「JOMOスクエア」建設プロジェクトにおいて、佐田建設は中心となる主要建築物の施工という大役を担う。解体後、何もない場所から新しいランドマークが立ち上がるという高揚感の中、当時、キャリアの異なる3名の若きプロフェッショナルたちが、それぞれの決意を胸に現場へと立つ。

Chapter01

事業について

新前橋駅前に、
新たな活気と人の流れを生み出す

門倉

マンション棟を担当

「JOMOスクエア」の建設は新前橋駅前再開発事業の1つとして、「地上15階建て分譲マンション」「9階建てオフィスビル」「立体駐車場」の複合施設を建設する大規模な工事でした。これまでもマンション施工の経験はありましたが、本工事は自分にとって大きな転換点でした。過去に大規模案件に携わった際とは違い、このプロジェクトではマンション棟の主任技術管理者として実質的に現場を監督するポジションを担いました。さらに、入社1年目の後輩を育成するというミッションも加わり、単に建物を建てるだけでなく「チームを動かし、次世代を育てる」。その責任の重さが、自分をもう一段上のプロフェッショナルへと押し上げてくれる予感がありました。

マンション棟を担当

配属された時、まだ何もない土地を見て期待に胸が膨らみました。前回の現場は途中からの配属でしたが、入社して半年の今回は文字通り、ゼロの状態から新しいランドマークの建設に立ち会える。それは数ヶ月から年単位の時間をかけて、図面上の構想が立体へと形づくられていく、ものづくりの醍醐味を最初の一歩から肌で感じられるということです。ワクワクした気持ちを感じると同時に、その当事者であるという責任感に身が引き締まる思いでした。先輩に現場管理を教わりながら、写真撮影やコンクリートの手配業務などを担当し、配属当初はできなかったことも、最終的には一人で任せていただけるようになりました。

錦織

オフィス棟を担当

私にとって、これまでのキャリアで最大規模となる現場です。オフィス棟の担当として、各所とのやり取りや調整、鉄骨工事などの管理を行いました。新前橋駅を起点とした再開発事業ということもあり、SNSでも話題に上がるプロジェクトでした。地域住民の方々の期待も大きく、これからの新前橋の「顔」となる場所を創る。その最前線に立っているという自負が大きなモチベーションにもなりました。もちろん、かつてない規模の現場を担当するプレッシャーはありましたが、それ以上に「自分の仕事がこの街の未来の景色になるんだ」という誇らしい気持ちの方が勝っていました。この期待を確かな品質でカタチにしてみせる。その一心で現場に向き合っていました。

Chapter02

佐田建設では「挑戦心」にキャリアや立場は関係ない。業務の幅が広がるほどに乗り越えたいと思う壁が現れ、それを達成するたびに、技術者としての新たな景色が見えてくる。チームの力を結集させ、困難を突破するプロセスこそが施工管理の醍醐味であり、人を強く、逞しく成長させていく。

Chapter02

困難と挑戦

幾多のハードルを、
創意工夫と情熱で越えていく

門倉

マンション棟を担当

群馬県内でも扱う現場が限られるタワークレーン。1年目の現場で見上げていたあの巨大な重機を、今度は自分が主担当の現場で扱う。正直プレッシャーもありました。本プロジェクトは敷地が狭く隣接の建物も非常に近いため、全工程を俯瞰し尽くした工事計画を立てるのに試行錯誤しました。「重機作業や資材の設置・揚重(荷揚げ)」「足場の組立・解体」「タワークレーンの設置・解体」などの多数の工程を如何にして効率よくスムーズに進行させることができるか。迷い、思い悩んだときは、かつて先輩が残してくれた工事記録を読み込み、自分なりに今の現場へと最適化させていきました。もちろん、計画だけでは現場は動きません。協力業者の方々との対話、後輩のサポートをしながら、現場全体が同じベクトルを向くよう調整に奔走しました。主担当として周囲を動かし、チームとして1つの建造物を創り上げている実感を、その時確かに掴みました。

マンション棟を担当

序盤に直面した工期の遅れ。当時は先輩の背中を追う立場でしたが、「自分にできることは何か」を徹底的に考えました。自発的に導き出した答えは、誰よりも現場を歩き、職人さんの「生の声」を拾うこと。コミュニケーションを密に取ることで、作業の進捗や次の工程への課題をいち早く察知し、先輩へフィードバックし続けました。その行動が全体の情報共有につながり、早期の対策が行われたことで、順調な工期を取り戻す一助となることができました。主体的に動いたことで現場が良いリズムを取り戻し、自分もチームの力になれた。その手応えが、仕事への情熱をさらに大きなものにしてくれました。

錦織

オフィス棟を担当

駅を中心とした再開発は、近隣の保育園に通う子供たちをはじめとした歩行者の安全を守りながら、巨大な鉄骨を細心の注意をもって搬送するなど、配慮が求められる仕事でした。蜜に打ち合わせをしていないと資材の搬入スペースなどのトラブルにもつながるため、日頃の確認が非常に重要です。職人の方々の「それはできないよ」という指摘に対し、最初は言葉に詰まってしまったこともありました。ですが、その時に上司から教わったのは「できないと言われた時、代替案を出すのが私たちの仕事だ」という言葉です。胸を打たれるような思いでした。そこからはとにかく、職人の方々と何度も協議し施工タイミングを細かく調整するなど、主体性を持って「こうしましょう!」と提案しました。プロジェクトを絶対に成功させたい、現場がその思いに呼応して動き出す。上司の言葉がきっかけで、大きな成長の糸口を得ることができました。

Chapter03

「現場は生き物」と言われるように、建設の最前線には常に予測不能なドラマがある。だからこそ、挑戦し乗り越えた壁の先にある発見や気づきが、私たちを成長させてくれる。「JOMOスクエア」建設プロジェクトという大きなミッションを成功させた3人のプロフェッショナルたちは、すでにその先にある未来を思い描いている。

Chapter03

これからへ
向けた思い

街の未来とともに、
自分たちもまた、成長し続ける

門倉

マンション棟を担当

チーム一丸となり、検討と調整を幾重にも重ねた計画が形になっていく。そのプロセスに、かつてないほど大きなやりがいを実感したプロジェクトでした。苦心した時間が長かった分、竣工を迎えたときの感動もひとしおです。この現場での成果が評価され、2025年10月からは「主任」となり新たな一歩を踏み出しました。今後は所長を支えながら、後輩の背中を押す存在として、この期待に応えていきます。そして、さらなる専門知識を磨きチーム全員を成功へと導けるリーダーを目指します。

マンション棟を担当

かつては「教科書の中の言葉」だった知識が、現場の景色と重なり、鮮やかな実感へと変わる。知識が経験と実力へと変化していく楽しさを体験できたことが、私にとって最大の収穫でした。施主様や設計者、職人の方々、そして地域の方々と心を通わせ、一つの目的へ向かって歩むプロセスでは、毎日最高の学びがあります。 今の自分への評価は、まだ「5%」。だからこそ、伸び代は無限にあると考えています。先輩にアドバイスをいただきつつも、工事全体を把握し、不測の事態にも臨機応変に対応できて、すべての関係者の方々と切磋琢磨して前進することができる「100%」のプロフェッショナルを目標に、私はこれからも情熱を持って現場を駆け抜けます。

錦織

オフィス棟を担当

無我夢中で駆け抜けた日々を振り返ると、そこには技術者としての「発見」が詰まっていました。狭小地での搬入計画や階層ごとの工程管理など、制約がある中でもあきらめず最善を導き出すために考え抜いた知恵が、今の私の大きな財産になっています。現在は図面チェックなど、上流工程に関わる業務を任されるようになり、毎日自分の「知識の引き出し」が増えていく手応えが心地よいと感じています。上司や主任の背中を追いながら、職人の方々にも認められる、頼もしい技術者へと着実に成長していきたいです。新前橋に新たな流れを生み出すことができた達成感を、次の現場でも再現するために頑張っていきます。