Our City, Our Works
土木本部|国道17号渋川西バイパス

土木本部
人々の
生活基盤を築く
技術力を鍛え
社会に貢献する
R4国道17号渋川西BP2号函渠工事
Introduction
群馬の基盤を力強く支える
佐田建設の土木工事部門では、トンネル、道路、橋梁、下水道などの社会インフラから、地盤改良や住宅地造成まで幅広い工事を手がけてきた。群馬を中心とする首都圏や関西、東北地方を主要エリアとし、国土交通省や地方公共団体、都市再生機構、NEXCOなどの公共工事が全体の9割を占めている。地域の基盤を創造する社員たちの姿を紹介する。

Panel Member
- 国道17号渋川西バイパス函渠工事を担当

主任
根岸 大輔
2012年入社

技師
倉上 稜介
2017年入社

技手
下谷 菜々子
2023年入社

技手
松田 大空
2023年入社
Chapter01
国道17号渋川西バイパスは、群馬と長野を結ぶ大動脈である上信自動車道の起点であり、1990年代から計画されてきた工事だ。
人々の暮らしや観光のために、通行を止めることなく安全に工事を完遂させる。このミッションに、確かな技術力とチームワークで挑んだ。

Chapter01
事業について
地域の未来を支える、
やりがいある仕事

根岸
本工事は、県道の真下に「ボックスカルバート」という箱形の巨大コンクリート構造物を設置して、新たに国道17号渋川西バイパスとなる道路を敷設するというものでした。工事期間は1年4ヶ月にも及び、その間、県道を通行止めにせず工事を行う必要がありました。迂回させた県道を元に戻すまでの作業も含め、工事全般に責任を持つ「現場代理人」として、国土交通省の担当者とは様々なやりとり・調整を行いました。

松田
国道17号渋川西バイパスは、群馬県渋川市から長野県東御市へ通じる全長約80㎞の地域高規格道路の一部で、約5㎞のバイパスです。この工事では、コンクリートの温度管理を含む品質管理を担当しました。散水・養生方法の検討に加え、温度センサーによるリアルタイム計測を導入し、データに基づいた管理体制を構築しました。その結果、適切な温度管理を維持することができ、品質基準を満たす構造物を確実に施工することができました。

倉上
国道17号渋川西バイパスには、渋川市内の交通混雑の解消と渋川・吾妻地域の連携、地域活性化の支援といった目的があります。新入社員3名を指導しながら、現場の施工管理を担当しました。

下谷
今回の工事では、出来形管理と写真撮影、特に鉄筋の写真管理を重点的に担当しました。出来形管理とは、完成した部分が設計図通りに施工できているかを検査・記録・管理する作業です。確認項目や数量が多く、最初は先輩社員に補助していただきながら進めていましたが、次第に要領や効率的な進め方を理解し、途中からは一人で任せてもらえるようになりました。
Chapter02
最先端の技術力とチームワークを融合し、高品質な施工と暮らしを守る工事に安全第一で挑んだ。職員が一丸となり、一つの目標に向かった1年4か月の軌跡を振り返る。

Chapter02
困難と挑戦
技術力を支えるのは
チームワーク

根岸
他の現場と同様に、工期厳守のための工程管理は最大の課題でした。そのためにはトラブルの回避が不可欠です。工事開始時に3次元の図面を作成し、立体的に確認することで問題箇所を早期に発見し、工程に影響なく対処できました。
建設現場というと、「大変だ」「残業時間が長い」というイメージがあると思います。今回の現場ではICT施工の他、新しいDXルールを積極的に導入し作業時間を短縮することができました。社員毎に役割を分担しながら互いにフォローし合える環境づくりを心がけたこともよかったと思います。
建設現場というと、「大変だ」「残業時間が長い」というイメージがあると思います。今回の現場ではICT施工の他、新しいDXルールを積極的に導入し作業時間を短縮することができました。社員毎に役割を分担しながら互いにフォローし合える環境づくりを心がけたこともよかったと思います。

松田
現場の安全面に特に注力しました。高所作業を伴う現場で、交通状況も刻々と変化する中、安全標識の位置や夜間の点灯確認など、事故防止に努めました。これらの取り組みを通して、技術力だけでなく「現場の危険を予測する力」や「関係者と協力しながら改善策を実行する力」が身につきました。若手でも“安全をつくる一員”として現場に貢献できるという自信にもつながりました。

倉上
工事現場となった県道は、地域住民の皆さんはもちろん、観光客の方が伊香保に向かうための主要道路でもあり、通行止めにすることができません。そのための工夫として、一部仮橋を設置しての新たな切り回し道路を施工し、日常生活への影響を極力回避することができたと思います。
この現場を通して地域住民の皆さんへの細かい気配りや切り回し道路の小さな変化を見逃さない大事さに気づきました。
この現場を通して地域住民の皆さんへの細かい気配りや切り回し道路の小さな変化を見逃さない大事さに気づきました。

下谷
現場では、たとえ新人あっても自分の担当業務だけを行っていればよいというわけにはいきません。周囲の状況を常に把握し、「この作業はいつまでに終わらせる必要があるか」「どの作業を優先すべきか」を考えながら行動することを心がけました。立会確認等も担当していたため、準備不足で立会ができないという事態を防ぐために、工程と自分の作業量やスピードを踏まえ、常に逆算して行動しました。
Chapter03
約1年4か月に及ぶ函渠工事には、一言では語り尽くせない経験が詰まっていた。苦労と喜び、その先には以前よりも確実に成長した自分がいる。
この経験をバネに、施工管理のプロフェッショナルとしてリーダーになることを目指す。

Chapter03
これからへ
向けた思い
現場を一つ経験するたびに
一回り大きくなる

根岸
今回の工事では、発注者との協議や打ち合わせを初めて経験し、施工管理職としての視野が広がりました。本工事は国土交通省からも表彰されましたが、それはチーム全員が一丸となって取り組んだ成果です。今後は、協力業者との交渉や予算管理などの経験を積み、現場所長にもチャレンジしていきたいと思います。

倉上
新入社員3名を指導する経験を通じて、簡潔に伝える方法を習得し、自分自身の成長にもつながりました。いつかまた自分の下に新入社員が配属されたら、わかりやすく・丁寧に・簡潔に伝えたいです。まだ不足している経験や知識があることを自覚しているので、さらに研鑽を積んで現場代理人になれるよう努力したいと思います。

下谷
私にとっては初めての現場であり、当初は図面の見方も分かりませんでしたが、竣工を迎える頃には、できることが大きく増えたと実感しています。
まだ、協力業者の方からの質問に自信を持って答えられない場面もありますが、今後は知識と経験をさらに積み重ね、周囲から信頼される存在を目指していきます。
まだ、協力業者の方からの質問に自信を持って答えられない場面もありますが、今後は知識と経験をさらに積み重ね、周囲から信頼される存在を目指していきます。

松田
入社前は建設業に少し堅いイメージを持っていましたが、実際の現場は協力業者や先輩が丁寧に支えてくれる温かい環境でした。現場で学ぶ技術は工程ごとに様々あり、任された仕事を積み重ねるほど面白さが増していきます。今後は工程全体を見渡し、現場を動かせる技術者を目指したいと考えています。