Our City, Our Works

建築本部|群馬県庁 庁舎・群馬会館

建築本部

未来へ継承する
地域のシンボルを築く

群馬県庁 庁舎・群馬会館 関連工事

Introduction

群馬を代表する建築物を数多く手がけてきた。

佐田建設は、地元・群馬を中心に全国で数多くの公共施設を「ランドマーク」として建設し、地域社会の基盤を支えてきた。総合建設事業者(ゼネコン)の役割は、新たな「ランドマーク」を建設するとともに、すでにある「ランドマーク」を適切に改修・メンテナンスし、次の世代に引き継ぐことである。
佐田建設の改修工事で代表的な事例は「群馬県庁」と「群馬会館」である。いずれも群馬県を代表する公共施設であり、当社の若手技術者の手により、再び命を吹き込まれた軌跡を紹介する。

Panel Member

群馬会館を担当

技手

岩木 功太

2021年入社

技手

尾元 悠馬

2024年入社

群馬県庁を担当

技師

鈴木 裕也

2017年入社

Chapter01

佐田建設では、大小様々な現場がある。大規模な新築現場では若手からベテランまで10名以上の社員が配属され、小規模の改修現場では1~2名の若手社員が臨機応変に対応している。大事なことは、どのような規模の現場であったとしても、主体的かつ積極的に学ぶ姿勢であり、様々な経験を積むことでしか、現場代理人や所長という責任のあるポジションに就くことはできない。

Chapter01

事業について

建物を支え続けていくために
学び続ける決意

岩木(25才)

群馬会館を担当

群馬会館は、県内初の「公会堂建築」であり、天皇即位の大典を記念して1930年に建設されました。1996年には国の登録有形文化財にも登録され、現在でも多くの方々に利用されていますが、「築100年」を間近に控え、外壁や防水機能の劣化が目立つようになっていました。地域の皆さんからも大規模な改修を望む声が多く寄せられ、2024年11月、当社は外壁を中心とする大規模改修工事を正式に群馬県から受注しました。
本工事において、私は工事全体の「現場代理人」として施工管理を担当しました。(年齢は当時)

尾元(19才)

群馬会館を担当

私が佐田建設に入社して初めて配属された現場が「群馬会館の改修工事」でした。現場の社員は、現場所長のK.Iさんと私の二人だけという少数精鋭の体制で、私の主な業務は、現場の記録管理と安全確認でした。当時、岩木さんからは、改修箇所やピンを打った位置などが詳細に把握できるよう「正確かつ丁寧」に写真を撮影するよう指導を受けました。
初めての現場でのこの経験は、自分にとって施工管理技術者としての「原点」になっていると思います。

鈴木(25才)

群馬県庁を担当

群馬県庁は1999年の竣工から四半世紀が経過し、大規模改修の時期を迎えていました。
本改修工事は、短い工期の工事が5つ連続するという形態で発注され、最初に着手した改修は、外壁整備用ゴンドラの屋上レール部分に設置されていた「防振ゴムの交換工事」でした。その後、「カーペット更新工事」「危機管理課執務室の改修工事」「県庁1階イベントスペースのビジョンモニター整備」と続き、現在は「床タイルカーペットの更新工事」を行っています。

Chapter02

現場には必ず「課題」があり、課題の解決には「創意工夫」と「熱意」が求められる。多くの人が行き交う公共施設の改修現場では、行政サービスがストップしないように、工事期間中であっても「供用の継続性」を確保しなければならない。当社の技術者たちは、発注者である群馬県の担当者と綿密にコミュニケーションを取ることで、この課題を見事にクリアしている。

Chapter02

困難と挑戦

どんな現場にも
未知の経験と成長の機会がある

岩木

群馬会館を担当

改修後も、建物の景観を損なわない施工が求められました。
特に、タイル落下防止のために挿入するピンは、目立たないよう細心の注意を払いました。外壁のデザインや複雑な形状に合わせて特注ピンを製作するなど、様々な工夫を重ねた結果、「どこを改修したのか分からないほど丁寧で美しい施工」とお客さまから高い評価をいただきました。
群馬会館の利用状況について会館の担当者と何度も打ち合わせを重ね、騒音を伴う作業の日程を細かく調整しながら進めました。
こうした事前調整と計画管理により、利用者の皆様に大きなご迷惑をおかけすることなく、無事故・無災害で工期内に完了することができました。
建築工事と聞くと何もない更地に建物を建てていくイメージが多いですが,すでに建てられている建物を未来にどう残していくか,それを考えながら施工していく改修工事も新築工事とは違った面白さ・やりがいを感じられると思います。

尾元

群馬会館を担当

会議室やホール、レストランを備えた群馬会館は、工事中も常に多くの方が利用されていました。そのため、静粛かつ安全な施工が、もう一つの大きな課題となりました。
特に安全面では、来場者が足場の組み立て・解体場所の近くを通行されるため、無事故を絶対目標に徹底した管理を行いました。人通りが多い時間帯には小まめに作業を中断するなど、細心の注意を払って施工を進めた結果、無事に工事を完了することができました。

鈴木

群馬県庁を担当

特に大変だったのは、県庁1階のビジョンモニター整備工事です。この工事は、私が現場代理人として初めて独り立ちした現場でもあり、強い責任感を持って挑みました。県庁は人の出入りが多く、イベント開催日は工事ができません。イベントがあるたびに仮囲いの解体と組み立てを繰り返す必要もあり、先方の担当者とは綿密に工事日を調整する必要がありました。新しく設置するビジョンモニターを受ける壁には、新たに転倒防止策を施す必要があり、現地調査を頻繁に行うことで、補強できる下地の状況を入念に確認しました。協力業者とも密に連携を取り、最善の対策を検討・実行することができたと自負しています。

Chapter03

入社数年で責任あるポジションを任され、現場の最前線で経験を積む。
課題に向き合い、自ら考え行動する日々が、若手社員を大きく成長させる。
この経験が、20代という早い段階で確かな自覚と、未来への明確なビジョンを芽生えさせる。

Chapter03

これからへ
向けた思い

この経験を糧に
一歩ずつ前に進む

鈴木

群馬県庁を担当

群馬県庁の現場では、一人で施工管理を担当する貴重な経験を積むことができました。
お客さまとの交渉から予算管理まで幅広い業務に携わり、技術者として大きく成長できたと感じています。
現場で多くのことを教わる立場から、今後は後輩に知識を共有していく立場になります。これまでに得た知識やノウハウをすべて共有できるような、良好な現場環境を築いていきたいと考えています。

尾元

群馬会館を担当

入社2年目の自分にとって、まだ知識も経験も不足していると自覚しています。
今後は写真管理に加え、安全管理にもより積極的に取り組みます。
多方面の現場での経験を通じて学びを継続し、一歩ずつ着実に成長していきたいと考えています。

岩木

群馬会館を担当

入社5年目という早い段階で改修工事の現場所長を経験できたことは、貴重な機会であり感謝しています。
すぐに大規模な新築案件の所長が務まるわけではありませんが、規模が違っても現場を管理し工事を完成させるという仕事の本質は変わりません。
今回得た経験と自信を活かし、今後はより大きな案件にも積極的にチャレンジし、キャリアを積み重ねていきたいと考えています。